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4. 設定ファイルのチェックコマンド

編集し終えた設定ファイルをチェックするには、ebncheck という チェックコマンドを使うと良いでしょう。 EBNETD を `/usr/local' 以下にインストールし、かつ、システム管理用の コマンドを置くディレクトリ (sbindir) の位置を変更していなければ、 ebncheck`/usr/local/sbin' にインストールされています。

歴史的な経緯から、ndtpd のための ndtpcheck, ebhttpd のための ebhtcheck というコマンドも合わせて用意されていますが、 特に違いはありません。

4.1 ebncheck の実行  
4.2 ebncheck のオプション  


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4.1 ebncheck の実行

ebncheck コマンドは、ebnetd と同じ要領で設定ファイルを 読み込んで、チェックします。 ebncheck コマンドの一般的な起動方法は次の通りです。

 
% /usr/local/sbin/ebncheck

ただし、EBNETD を `/usr/local' 以下にインストールし、かつ、システム 管理用のコマンドを置くディレクトリ (sbindir) の位置を変更して いないと仮定しています。

記述の誤りが発見されると、ebncheck は標準エラー出力に以下のような メッセージを出力します。

 
/usr/local/etc/ebnetd.conf:12: unknown user: noboy
configuration failure


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4.2 ebncheck のオプション

ebncheck コマンドは、伝統的な一文字オプション名と覚えやすい長い オプション名の両方を扱うことができます。 長いオプション名を表すには、`-' ではなく `--' を用います。 オプション名が一意に決まる範囲内で、名前の後方部分を省略することが できます。

ebncheck コマンドは以下に挙げたオプションを解釈することが できます。

-c ファイル
--configuration-file ファイル
設定ファイルを指定します。 無指定時のファイル名は、ヘルプメッセージの中に記されています。

-d
--debug
--verbose
デバッグ用の情報を標準エラー出力に出力します。 デバッグ用の情報は、設定ファイルの各行がどのように解釈されるのかを示して くれます。

-h
--help
ヘルプメッセージを標準出力に出力して、終了します。

-v
--version
バージョン番号を標準出力に出力して、終了します。


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